FAMI TIME/発達障害家族の日常

発達障害の家族の少し変わった日常を発信するブログ

トマトから勃発した珍事件

自閉っ子の息子との家庭菜園。

2020年4月から始めてます。

 

今年の5月に購入したトマトの苗。

順調に育ち、収穫の時期をむかえています。

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純あまトマトの苗を購入

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☆いい感じで実ってます☆

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☆色づいてきました☆

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☆真っ赤なトマト☆収穫間近ですね。

 

 

息子は、毎日毎日、自分の子供のように、一生懸命に家庭菜園の野菜達を育てています。

 

毎日、野菜達のチェックと水やりは、欠かしません。

これも、こだわりかな。。。

 

息子が丹精込めて作ったトマト。

既に何度か収穫し食べました。

自分達で作ったトマトは、やはり購入品とは違うんですね。とても美味しく感じます。

 

トマト嫌いの娘も美味しいと食べてくれました。

びっくりです!!

 

 

 

そんなある日のこと、このトマトを巡って、珍事件が勃発しました。

 

収穫時期をむかえた、真っ赤に熟したトマトを息子が収穫した時のお話しです。

 

収穫したトマト。とても嬉しかったのでしょう。

 

息子・・・

「ママ!見て見て。トマト🍅とれたで。真っ赤で美味しそうやろ。」

 

ママ・・・

「すごいな〜美味しそう。食べていい?」

 

息子・・・

「いいよ。」

 

こんな会話のやりとりがあって、妻はトマトを食べました。

 

しばらくして、息子が急に思い出したかのように、「さっき、とったトマトどこ?」って聞いてきたのです。

 

ママ・・・

「えっ!食べていい言うから、食べたで。」

 

すると突然息子が怒り始めたのです。

「なんで勝手に食べたん?それはパパに食べてもらおうと思ったのに。どないするんよ!」と癇癪が・・・

 

どうやら、ママに「食べてもいいよ」と言ったことをすっかり忘れてしまったようです。

 

それか、上の空の返事だったんでしょうか。。。

 

たまたまスーパーで購入したプチトマトがあったので、「冷蔵庫にあるよ」と言うと、それを見た息子は「こんな形と違う」とさらに怒る始末。

 

「どうするんよ。」とパニックになる息子。

 

「どうするんよ」言われても、食べてしまったものを出すわけにはいかない困り果てた妻。

 

その時は、赤くなりかけていたトマトがあったので、早めに収穫することで解決。

 

まだ酸味があり皮が硬かったけど、「めっちゃ甘い。ありがとう。」と私は息子にお礼を言うと喜んでくれました。

 

機嫌も直ってくれて良かったよ。

 

このように、息子はすぐに忘れてしまうのです。

 

私達は、すぐ忘れる事はいつもの事なので慣れています。だから、大らか気持ちで受け止められますが、他人は、そうもいかないでしょう。

 

忘れ物が多いと先生によく怒られる。

友達と話していても、すぐ忘れてしまうので嫌われる。

 

本人は、忘れたくて忘れているのではない。すぐ忘れる自分が嫌でしかたないのだ。

 

本人が一番辛いのだ。とても苦労するのだ。

 

私達は、そんな息子の一番の良き理解者です。

物忘れの原因は障害だと私達は理解しています。

 

だから、私達が子供達を全力で支援していかなければならない。

 

息子の困りごとに対して、親身になって相談にのり、共感し、一緒になって解決策を見出していくのです。

 

そんな関係が今の私達家族の在り方です。

 

 

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。