苦手なことを克服しない方が上手くいく
「苦手な事」「できない事」を無理に克服する必要なんてない。それは逆効果。
克服よりもっと重要なことがある。
それは、長所を伸ばすことだ。
・・・発達障害の息子が突然「人生ゲーム」にはまりました。
仕事から帰ってきたら、
「パパ~今日も人生ゲームやろうよ。」と誘われたのです。実は今日で4日目。
「えっ!!また、するの?」と心の中で思いながら、
「しゃあないな~今日もやるぞ。」と言って息子と人生ゲームです。
そうなんです。
息子は「好きになったこと」は、とことん好きになるのです。毎日やらないと気が済みません。
これは、息子の「こだわり」なのです。
目次
発達障害の「こだわり」の理由
自閉症スペクトラム障害(発達障害)の特性の1つに、
「興味や行動の範囲が狭く限定され、パターン化されやすいことから、特定の物事に愛着をもつ傾向が強い。」と言われています。
息子も、その特性を強く感じます。
一度興味をもったら、とても凄い。飽きるまで徹底的に繰り返します。その反面、興味をもつことが少ない。 新しいことに挑戦することが怖いのです。
私は、そんな息子の事がとても心配です。
人は、興味をもち行動することでたくさんの経験ができるのに、その機会を失ってしまっているのだから。
息子にはたくさんの経験をさせてあげたいと思っています。
でも、いろんなことに興味をもってもらおうと無理をさせてはいけない。無理を強いると、恐怖心をあおることになり逆効果。むしろ自信喪失となってしまう。
だからこそ、親のサポートが重要になってくるのです。
長所を伸ばす子育て
息子は他の子と比べて、「できない事」の方が多い。できない事を克服するためには他の子の何十倍も努力をしないといけない。
とてつもないストレスを伴ってしまう。
だから、克服することより「できる事」「好きな事」「得意な事」を見つけてあげて、とことん伸ばしてあげる方が絶対にいいと思っています。
その想いが強すぎるのか、
以前、息子の学校の懇談会の時に先生にこんな事を言ってしまった。
「息子は勉強や運動が苦手で成績は思わしくないのはわかっています。」
「苦手のことを頑張ってもらおうとは思っていません。」
「勉強が苦手なら勉強なんてしなくていいと思っています。」
「先生にお願いがあります。」
「息子の長所を見つけてあげてください。」
「長所を伸ばしてあげてください。」
私は変な父親だ。。。
だれに変と言われようとかまわない。
発達障害児の親として、私なりにできる精一杯の行動なのだから。
「子供が興味をもつようにきっかけを作ってあげよう。」
「でも無理強いはしてはいけない。」
「興味あることが見つかったなら一緒にやってみよう。」
「とことん一緒に楽しんでみよう。」
「それをもっと好きになるような機会を作ってあげよう。」
以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。