FAMI TIME/発達障害家族の日常

発達障害の家族の少し変わった日常を発信するブログ

発達障害の息子の不安解消方法

先日、発達障害の息子が学校を休んだ

いや、休ませたのだ。

 

体調不良だったわけではない。体はすこぶる元気だ。

 

だが、ある事がきっかけで精神的不調をきたしたのだ。

 

その理由をきくと、ほんの些細なことだ。

何でそんな事でそこまで悩むの???と思ってしまう。

 

でも、発達障害の息子にとっては、とても大きな不安だったのだ。

 

発達障害の息子が学校を休んだあるきっかけとは・・・

 学校を休んだ前日のこと。激しい雨が降り続いていました。天気予報では、次の日も大雨の予想。

 

天気予報を見ていた妻がポツリとつぶやいた

「明日は、大雨洪水警報がでるかもしれんな」と。

 

さりげない一言に突然息子が食いついたのです。

やったー!明日学校休みや!

 

急にテンションが上がった息子。

もう、休む気満々です。

 

あまりの喜びように、私達もあきれ顔になるほど・・・

そんなに学校行くのが嫌なのかと心の中でつぶやいていました。

 

・・・そして、寝る前のことです。

 

MAXテンションが一気にどん底に!

 雨が止んでしまったのです。

 

あしたの警報どうなるん???」。。。息子は大パニックこの突然の変化に冷静になれない息子。

 

大きな不安から、就寝時間がきても、まったく寝れない。

ベッドで「シクシク」と泣き続けています。

 

私達は話しあい、学校を休ませることにしたのです。

 

私は息子に明日の学校を休むように伝えました

「そんなに不安ならあした学校休もうか。」

「その代わり、自分が一番好きな勉強を必ずすると約束して。」

 

それで安心したのでしょう。

しばらくすると、爆睡です。

 

朝になったら、少しは学校に行く気になるかもしれないと、小さな期待をしつつ次の日の朝。

 

結局、学校を休んだ息子・・・やはりだめだった

約束どおり、一番好きな勉強をしたようです。

ちなみに一番好きな勉強は何やったん?ときくと、農業。

さすが我が息子だ。農業起業を目指す私と同じ勉強とは。。。

 

学校を休めて嬉しかったのか、めっちゃご機嫌だった息子。

 

まるでストレスを発散するかのようなマシンガントーク炸裂

 

1日中、妻に話しかけていたようです。

 

学校では友達や先生と上手くコミュニケーションできない。だから会話が極端に少ない。でも、息子はしゃべることが大好き。本当はたくさんしゃべりたいのだ。

 

それでストレスを発散できたのでしょう。 

1日、めちゃくちゃ機嫌が良かった。 

 

 

成長を感じた感動の出来事

 

午後からは一人でお留守番。

実は、、、初めてのお留守番

 

そのお留守番で息子の成長を感じることができた出来事がありました。

 

小学2年生の妹が帰宅したときの事です。

なんと息子が、妹のお世話をきちんとしてくれたのです。

 

きちんと出迎えてくれた。

宿題を教えてくれた。

お風呂を洗い、お風呂もいれてくれていた。

 

同年代の子にとっては、それは普通のことかもしれない。

でも息子にとっては、私達が感動するほど大きな成長なのだ。 

 

 学校の先生も心配して電話をくれた。

「大丈夫ですか?どんな様子ですか?」

「体調悪いなら明日も無理しないでください」と。

 

少し罪悪感にさいなまれながらも、

「めっちゃ元気です!」と先生に伝えました。

先生、めっちゃ驚いてた!!!

 

「先生、無理せんでええと言っとたで」と息子に伝えると、

「もう大丈夫や。明日は絶対学校いくからな。」と頼もしい返答が。

 

心の充電が完了した1日でした。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。