子供が発達障害と診断されたら、とるべき行動とは?
息子が5歳の時、自閉症スペクトラム障害と診断されました。
なぜ、診療内科を受診したのか。
それは、息子の壮絶な癇癪がきっかけでした。
癇癪の凄さを物語る記事はこちら
それは、初めて聞く診断名。
「自閉症スペクトラム障害とは、一部の人たちに共通してみられる心理的・行動的な特性のこと。」
「その特性とは、臨機応変な対人関係が苦手で、自分の関心、やり方、ペースの維持を最優先させたい本能的思考が強いこと。」
だと診療内科の先生に教えて頂きました。
息子の言動を振り返ると、当てはまることが多々ありました。。。
実は、薄々と感じていたのです。
しかし、専門家に相談するかどうかの判断がとても難しく迷っていたのです。
この時期、私達は、息子の癇癪について毎日のように話し合っていた。
「小さい子供には誰にでもあることなん?」「こんな性格なん?」「育て方が間違っているん?」
私達は、周囲に相談しにくかっただけでなく、何より認めたくなかったのです。
だから、自閉症スペクトラム障害と診断された時、素直に受けいれる事ができなかった。
「なんで、うちの子供なん?他の子供も同じような特徴があるやん。何かの間違いやろ。」と思っていました。。。
その特性は、人に誤解されたり、叱られたり、嫌われたりされやすい。つまり、対人関係がうまく築けないのだ。
自立して社会生活を送っていくうえで、対人関係は必ずあります。対人関係がうまくできないと、いじめられ孤立してしまう心配がある。
さらに、精神的不調をきたし、うつ病や引きこもり、自傷行為をおこしてしまう。それは、なんとしてでも避けねばならない。
逆に、親は非難されやすい。「愛情が足りていない。」「しつけがなっていない。」と周囲からの冷たい視線にさらされ、非難を受けることも。
そして、子育てに自信を失い、親も精神的不調をきたすかもしれない。
そうなったら家庭崩壊を招く結果になりかねない。
子も親もつらいのです。
だから、声を大にして言いたい。
「疑いがあるなら専門家に相談すべきだ。」「そして、障害の事を知るべきだ。」と。
早く気づき、早く知ることで、接し方を変えなけばならない事に気づかされます。
私達は、息子の障害を受け入れ、障害の事を深く知ったことで、息子との接し方や子育ての考え方が大きく変化したのです。
すると、息子の癇癪が激減しました。同時に家庭も明るくなったのです。
今だから言えますが、障害を受けいれる事ができて本当に良かった。障害の事を知って本当に良かった。
以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。