FAMI TIME/発達障害家族の日常

発達障害の家族の少し変わった日常を発信するブログ

出産前の不思議な出来事

息子が2歳の時、新しい家族が授かりました。

 

娘の誕生です。

 

長年赤ちゃんが授からなかった経験から2人目は厳しいかなと思っていました。

 

だから、妊娠がわかった時、めちゃくちゃ嬉しかった。

 

出産予定の産婦人科は、無痛分娩が可能な病院でした。

息子のお産が壮絶だったので、妻は無痛分娩を選択することに。

 

壮絶だった息子のお産の記事はこちら 

copydream.hatenablog.com

 

無痛分娩とは、麻酔をする事で出産時の痛みを軽減させる出産方法です。

 

出産日が近づいた時のことです。

 

私達は夫婦喧嘩をしてしまいました。ほんの些細な事でしたが、まだ若かったのでしょう。お互いに意地をはっていたのです。

 

会話もないまま寝たその夜のことです。

 

妻が私をたたき起こしたのです。深夜の2時頃だったと思います。

 

怪訝そうに起きた私に対して、妻は血相を変えて破水したと言ってます。

 

破水の2時間ぐらい前から陣痛が始まっており、我慢していたようです。喧嘩して意地を張っていたのでしょう。

 

えっ!えっー!どっどうしよう!

 

もう喧嘩どころではありません。大パニックです。

 

パニックに陥っている場合ではありません。急がないと娘が産まれてしまう。

 

産婦人科に電話して状況説明。今すぐ病院に来て下さい言われた。

 

2歳の息子と妻を連れてパニックになりながら病院へ。病院まで10分程の時間でしたが、焦りからかとても長く感じました。

 

病院に着いた時、妻は一人では立って歩けない状態。

今にも産まれそうです。

 

看護婦さんに分娩室へ連れて行かれ、まだ先生が来ていないから産んだらダメと言われ、今にも産まれそうな赤ちゃんを押し戻そうとしたようです。

 

もう無痛分娩どころでは、ありません。早く先生に来て欲しい。早く産まれて欲しい。その事しか頭にありません。

そして、先生が到着して1時間も立たないうちに娘が元気よく産まれたのでした。

 

 

今思えば、お腹の中の娘が訴えていたのかもしれません。

喧嘩しないで!仲良くして!と。

 

あっという間の出来事でした。

 

もちろん仲直りです。

 

無事に産まれてきてくれてありがとう。

 

仲直りさせてくれて、ありがとう。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。