FAMI TIME/発達障害家族の日常

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不快で面倒な結露と夜露!6つの予防方法

秋に行ったキャンプでの出来事。

朝、目が冷めるとテントの内壁がびっしょり濡れているのにびっくり。雨が降ったわけでもないのに何故?

キャンプ初心者の私達は、なすすべもなく、掃除と片付けに追われてしまいました。気がつけばチェックアウト時間。身も心も疲労困ぱいという苦い経験のキャンプとなりました。

このような思いをしない為にも、テントが濡れる原因を知り、その予防方法と対処方法を知っておく必要性を感じたので紹介します。

◼️テントが濡れるとどうなる?

テントが濡れると何かと面倒。

●寝てる時に水滴が落ちてくる。

●電子機器が故障する。

●布団や衣類が濡れる。

●カビが発生する。

●片付けや乾燥の手間が増える。

不快で面倒なテントの濡れ。正体は、結露(けつろ)と夜露(よつゆ)です。

■露(つゆ)、結露(けつろ)とは?

(つゆ)は、空気中に含まれている水蒸気放射冷却などの影響で植物のや建物の外壁などで水滴となったもの。物に露が着くことを結露(けつろ)という。

Wikipediaより引用

なるほど。。。空気中の水蒸気が冷やされると気体から液体に変化する。液体に変化した時に発生する水滴の事を露(つゆ)と言うのですね。そして、発生した露(つゆ)が物(テント)に付着する事を結露(けつろ)と言うようです。

◼️夜露(よつゆ)とは?

夜に発生する露(つゆ)の事。

◼️なぜ夜露は発生するの?

●夜露が発生する仕組み

夜になると外気温が下がる→外気が冷やされる→空気中の水蒸気が気体から液体に変化する→液体化した水滴がテントの外側に付着する。

●夜露が発生する条件

昼夜の寒暖差が大きい時と湿度が高い時に発生しやすい。

◼️なぜ結露は発生するの?

●結露が発生する仕組み

テント内の空気が温められる→空気中に蓄えられる水蒸気の量が増える→温められた空気が外気温で冷やされる→増加した空気中の余分な水蒸気が水滴となる→テント内部に結露が発生する。

●結露が発生する原因

温度差と湿度。この2つの原因は、深い関係があります。

●温度差

テント内の温度と外気温の差で結露が発生。寒い時期ほど結露は発生しやすい。この時期のテント内気温は、外気温より高くなりやすい。特に春秋冬のキャンプ、標高が高い山でのキャンプは昼夜の寒暖差が大きいので要注意。

●湿度

結露が発生する気温差は、湿度によって変化する。湿度が高いと、少しの温度差でも結露が発生する。

例)

湿度50%→10℃の温度差で結露発生

湿度80%→3℃の温度差で結露発生

◼️夜露と結露発生の予防と対処方法

1、キャンプ用品をテントやタープの下に移動させる

雨や夜露から守る為、

椅子やテーブル、電子機器などの濡れたら困るキャンプ用品は、テントやタープ下に移動させる。

2、ダブルウォールテントを選ぶ

ダブルウォールテントで通気性を確保し結露を予防。

ダブルウォールテントとは、設営したインナーテント上にフライシートを被せる二重構造のテント。

インナーテントとフライシートの間の空間が、通気性を確保している。

テント設営時は、インナーテントとフライシートが接触しないように、フライシートをしっかり張る事が重要。

3、テント内の換気

換気で、テント内の湿度と気温をコントロールし、結露を予防。

換気の効果は次の2点。

●換気→湿度を下げる→結露の発生を抑制

●換気→外気を取り入れる→温められた空気を排出→外気温との差を抑える→結露の発生を抑制

換気の方法は、

テントの通気口(ベンチレーション)を全開にしておく。

出入口を網戸の状態にしておく。

そして、こまめな換気を!

ただし、

寒い時期の場合、テント内の気温を下げるので寒い。私達は、防寒着や防寒寝袋でしのいでます。

4、サーキュレーターや扇風機で空気を循環

テント内の空気を循環させる事で結露を予防。

一定の場所に空気が留まり続けると、外気温に冷やされて結露が発生する。扇風機やサーキュレーターで空気を常に動いている状態にする必要があり。

5、タープの下にテントを張る

タープの下にダブルウォールテントを設営する。雨や夜露の予防になります。

テントとタープが接触しないように、低い位置にタープを張る事がポイント。

6、拭き取る

予防したのに結露が発生したら。。。

水滴を落とす→拭き取る→乾燥させる

◼️まとめ

不快で面倒なテントの濡れ。その正体は、結露と夜露。

6つの予防対処方法を紹介してきましたが、結露の発生を完全に抑える事が出来るわけではありません。

だからといって諦めるのでなく、発生を最小限にとどめる事が重要。

何もしていないと、大量の水滴の処置と片付けへの影響が大きくなります。テント内では、不快な思いをします。

そうならないように、結露と夜露についての知識を深め、予防処置方法を知っておく必要性を感じたので紹介しました。

今後のキャンプに活かしてみて下さい。

快適で楽しいキャンプ生活を共に過ごしましょう。

以上

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

やるべき事をやっても、