雨キャンプで失敗しない!準備万端でファミリーキャンプを楽しむ方法
キャンプ場は自然の中にある為、雨が降る事が多い。私達のキャンプ経験の8割は雨でした。
キャンプに慣れないうちは、雨が降ると効率が悪化し、快適なキャンプを楽しむどころではなくなります。
雨への備えと対処方法を事前に知っておく事で余裕ある行動ができるもの。
今回は、
●雨キャンプのデメリット
●雨対策の持ち物
●雨対策の段取り
以上について説明していきましょう。
◼️雨キャンプのデメリット
●時間がかかる
運搬→積み降ろし→キャンプ用品の準備→設営→食事の準備→火起こし→片付け→撤収と、やるべき事が多いキャンプ。
そんな状況の中、キャンプ用品が雨で濡れないように注意しながらの作業の為、余計に時間がかかる。
●キャンプ用品が雨に濡れる
万が一大切なキャンプ用品が濡れるとサビやカビが発生する要因になる。不快な思いをしなければならない。濡れたキャンプ用品は、拭き取る必要がある。面倒だ。
●家での作業が増える
雨だと、テント・タープ・寝袋など乾燥させられない。乾燥させないとカビが発生し使用不可になってしまう。家に持ち帰ってから天日干ししなければならない。
●行動範囲が限られる
キャンプ場内を行き来するのが億劫になる。また、キャンプ場内の散策や遊びも制限される。
●火起こしできない
炭や薪が雨に濡れて火起こしできない。だからといってタープ下ですると舞い散る火の粉がタープの生地に穴を開けてしまう恐れも。最悪の場合、火事になる。
◼️雨対策の持ち物
●合羽(かっぱ)
傘は両手が使えないので雨の日のキャンプには適さない。両手が使える合羽は必需品。
●長靴
雨から足元を守ってくれる必需品。雨が上がった後の濡れた地面や芝生からも足元を守ってくれる。
●着替え
雨で濡れた衣服を放置すると体温が低下して風邪をひいてしまう。衣服が濡れた時の着替えは必需品。
●タオルと雑巾
キャンプ用品や身体が濡れた時の必需品。多くあった方がいい。
●大きいサイズのゴミ袋
濡れたテントやタープなどのキャンプ用品を入れる大きいサイズのビニール袋。車内が濡れるのを予防できる。多くあった方がいい。
◼️雨対策の段取り
●設営場所に注意
水はけの良く窪みがない場所を確保する。水はけが悪く地面に窪みがあると水が溜まってテントが浸水してしまう恐れあり。
あと絶対避けるべき危険な場所は、川と崖。
雨が降ると川は一気に増水する。川の中州に設営すると取り残され自力で戻れなくなるので危険。
崖付近は、落石や土砂崩れの危険性あり。
●雨の時の設営方法
・最初にタープを設営して最後にタープを撤収する事で屋根を確保する。
・テント下にグランドシートを敷いて浸水を予防する。
雨水がテントを伝って流れ落ちてくるので、グランドシートがテントサイズより大きいと、雨水の受け皿となり、テントが浸水してしまう。テントからグランドシートへ雨水が流れ落ちないようにグランドシートを内側に折り込む事。
・雨で地面がぬかるむ事でペグが抜けやすい。私達の場合、打ち込んだペグ上に石などの重しを乗せてペグ抜け対策をしている。
・テントとタープを連結させる事でテントとタープ間を濡れずに移動できる。
・撤収時、テントやタープのシートは水滴を落として必ず天日干しで乾燥させる事。
雨が降っていて乾燥できない場合は、大きいサイズのナイロン袋に入れて持ち帰り、家庭で乾燥させる。
◼️まとめ
キャンプ場では雨に遭遇する事は多々あります。雨が降ると不便で面倒なキャンプを強いられてしまう。だからといって雨を理由にキャンプ場をキャンセルすると、キャンセル料が発生します。
キャンプをする以上、雨と上手く付き合っていく心づもりが大切です。
雨キャンプも段取り次第で、面倒で不快な思いを最小限にとどめる事ができるのです。
記事で紹介したように、準備と知識を備えてキャンプに臨めば、雨が降ったとしても心に余裕がうまれます。
むしろ雨キャンプを楽しむ事ができます。
雨キャンプは、行動範囲が制限されます。行動範囲が制限される事は、ある意味チャンスだと思っています。
なぜなら、一つ屋根の下で家族とのコミュニケーションが増えるから。
雨により行動範囲が制限されたなら、普段できない会話をして家族の絆を深める事も雨キャンプの楽しみ方の一つではないでしょうか。
様々なシチュエーションを楽しめる機会を与えてくれるキャンプは最高ですね。
これからも家族の絆をより深めていく為にも、子供達が大人になっても家族キャンプを続けていきたいです。
以上
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。