FAMI TIME/発達障害家族の日常

発達障害の家族の少し変わった日常を発信するブログ

親の責任について深く考えさせられた事件

親として、とても深く考えさせられた出来事がありました。

 

休日に大手ショッピングセンターへ行ったとき、

そのフードコートである事件が勃発したのです。

 

ある事件とは・・・

 

・・・休日のフードコートは人・人・人でごった返していた。

 

その中に仲むつまじい家族がいました。

10才ぐらいの女の子の家族です。

 

そこでは、たくさんの笑顔があふれかえっていました。

幸せのオーラがにじみでており、見ているだけで私達も幸せな気分に。 

 

・・・昼食のオーダーを待っていたときのことです。

 

突然、周囲がざわつきはじめたのです。

何事か???

 

その方向に目線を向けると、

先ほど幸せのオーラをにじみだしていた家族のそばで、

40代の女性が気を失って倒れていたのです。

 

すぐさま、その女性の夫がかけより、女性をしっかり抱きかかえ、状態を確認しながら、なにやら大声で叫んでいた。

 

女性は意識を取り戻したようで、無事であることは確認できました。

 

その後、その女性の夫は、10才ぐらいの女の子の父親に向かって怒鳴りはじめたのです。

 

その横では、10才ぐらいの女の子が大泣きしています。

父親は、その女の子をしっかり抱きしめ、守っているかのようでした。

 

いったい何があったんだ???

 

倒れた女性の夫の話しを聞いていると、

10才の女の子と倒れた女性がぶつかったようです。

 

どのようにしてぶつかったかは分からないが、転倒したときの打ちどころが悪かったのか、軽い脳震とうを起こしたようです。

 

なにより無事で本当に良かった。

 

・・・この出来事は、とても深く深く考えさせられました

 

脳震とうをおこした女性の夫。

故意ではないが、ぶつかってしまった10才の女の子とその父親。

 

どちらの気持ちも分かるから、本当に辛い。

 

もし私の妻が、子供とぶつかり転倒し意識を失ったとしたら、どんな対応をしていただろう。

 

この男性と同じ対応をしていたかもしれない。

 

自分の家族が命の危機に直面したとき、どんな事情があったとしても危害を加えた相手に対して、怒り心頭になっていたと思う。

 

逆に、

 

もし、我が子が他人を傷つけてしまったとしたら、どんな気持ちになっただろう。

 

子供は、故意でぶつかってわけではない。

しかし、相手を傷つけてしまった。

さらに、運悪く打ちどころが悪かった。

 

子供だから?

不注意だから?

そんなの関係ない

相手を傷つけてしまったことは、事実だ。

 

子供に責任能力はなくても、親は子に対して教えなければならない。

 

これは、とても重要なことだ。

 

そして、

 

親は子に変わって責任をとらないといけない。

誠心誠意をもって謝罪しなければならない。

同時に、我が子を守ってあげないといけない。

 

この体験は、まだ小さな子供にとって、ショックが大きすぎる。トラウマになるかもしれない。一生後悔し続けるかもしれない。

 

子供の心のケアをしてあげないといけない。

親が守ってあげるのだ。

 

 

子供は大人よりも注意力が不足している。

子供は大人よりも危険を予知する経験が不足している。

子供は無邪気で自由である。

 

これらを考慮し、子供に教え理解させしつけていく

そのように教育し、子供を育てていくことが親の務めではないだろうか。

 

あと、このようなリスクを想定して保険に加入しておくことも考慮しておく必要があるのではないだろうか。

 

本当に深く考えさせられた出来事でした。

 

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。